セレナのバッテリー交換

5年目の車検の際、ディーラーからバッテリーの交換をすすめられた。交換費用を尋ねると部品代と工賃で8万円ほどかかると言われたのでやめた。バッテリーは2万4千円ほどで購入できるからだ。自分で交換作業を行いバッテリーの購入費用だけで済ませることにした。

セレナ(型式:HFC26)のバッテリーの型式は、メイン:S-100 または S-95 サブ:K-42 である。
WEBから得た情報によると、最初に搭載されているバッテリーは日立化成のものらしいので、メーカーを合わせることにした。
日立化成のメーカー型式は、メイン:JPAS-95/120D26L・サブ:JPAK-42/55B19L である。末尾の記号”L”を確認して注文する必要がある。間違って”R”を選択すると端子の取り付けができないので注意が必要だ。購入したのは次のものである。

【サブ】JPAK-42/55B19L 【メイン】JPAS-95/120D26L

  

バッテリーはエアインテークの下にあるので、先ずはこれを外さなければならない。

エアインテークを外すには黄色丸印のスナップリベットを外し、さらに黄色点で囲んだエアインテークの裏側と矢印あたりにゴムブッシュに差し込まれている突起があるので、エアインテークを持ち上げるようにして外す。


エアインテークの先は黄色線で囲んだ樹脂製のパイプに繋がっていた。ここから外すには、ねじりながら強めの力で引っぱり出す。壊れるのではないかと思いながらも意を決して力を加えると外れた。

バッテリーを外してしまうとECU(Electronic Control Unit)などのメモリーが消えてしまい面倒なこともあるらしいので、電池でバックアップしながらバッテリーを外すことにした。


バックアップ電池はプラス側を車のプラス端子に、マイナス側を車の金属部分に接続した。電池を接続後、バッテリーのマイナス側、続いてプラス側の順序で端子を外した。


手掛かりのないバッテリーを引き上げるのは容易ではない。幸いなことにメーカーを合わせたので着脱式の取っ手が使えた。取っ手を新しいバッテリーから外し、古いバッテリーに取り付けてバッテリーを引き上げることができた。
交換後、プラス側、マイナス側の順で端子をバッテリーに接続し、バックアップ用の電池を外した。

バッテリー交換後、ディーラーで放電電流積算値をクリアしてもらった。作業費用は3,240円(税込み)だった。
交換後、半年過ぎたが、不具合は発生していない。

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