中古パソコンで作るワークステーション

現在使用しているPCは第三世代のCPU(Core i7 3770)で、3D-CAD、TV録画、動画編集など行ってきた。Windows11のシステム要件を満たしていないPCに、無理やりWindows11をインストールして使っている。特に不満はないのだが、今後も安心して使い続けるため、OSに対応したPCを入手したいと感じていた。ネットオークションで購入したDELL製PCに、SSDとグラフィックカードを追加してパーソナルユースで満足できるワークステーションを仕立てた。

購入したPC

購入した中古PCは、DELL OptiPlex 3060 SFF(スモール・フォーム・ファクタ)。
主仕様は、CPU:Core i7 8700 RAM:16GB 

縦置き  寸法:H290mm ✕ W92.6mm ✕ D292mm
横置き  ポート USB Type-A: 3.1 ✕ 2、2.0 ✕ 2
裏面  ポート USB Type-A: 3.1 ✕ 2、2.0 ✕ 2、RJ45、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4

M.2 SSDとグラフィックカード取付

DELLのPCはメンテナンス性が良い。裏面のネジを二つ外すと、蓋が後ろ側にスライドして開く。

HDDとDVDドライブが一体になっているドライブベイは、青いロックレバーをスライドさせ、鍵の開いたマーク側にすれば外せる。工具を使うことなく簡単にパーツを分離できるようになっており、DELLのシャーシ設計には感心させられる。
M.2 SSDスロットには 2203と2280が取り付けられる。ベース側のネジは付属しているが、固定用のネジは付属しない。
購入したM.2 SSD
ヒートスプレッダが付属している。ネジはラジコンで使っているパーツのネジ(M2)とワッシャを代用した。
M.2 SSDの取り付け状態

グラフィックカードはロープロファイルのものに選択肢が限られる。

グラフィックカード NVIDIA T400 4GB
M.2 SSD と グラフィックカードの取付状態
ドライブベイとフロントパネルを取り付けた状態
ディスプレイは3台接続可能。

Windows11をインストールして動作確認

マイクロソフトのサイトでUSBインストールメディアを作成し、Optiplex のUSBポートに差し込み、電源を入れる。BIOS画面を立ち上げて、ブートシーケンスの設定でUSBをトップにして再起動する。Window11のインストールは滞りなく進んで完了した。第8世代のCPUなので、インストールメディアに小細工する必要はない。

3D-CAD Fusion360 を起動してモデルをロードし、TVチューナー(PLEX PX-Q3U4 )で表示できる8画面を起動してみた。CPUの速度は3.12GHzで使用率は17%だった。3D-CAD、TV共にカクついたりすることなく表示できた。ただ、GPUに負荷がかかっており、使用率81%で温度が83℃になっていた。
TVを地デジとBSの2画面だけにすると、CPUの速度は1.85GHzで使用率は6%に、GPUの使用率は28%で温度は67℃に下がった。TVを表示しながら3D-CADを操作しても問題なく使えた。

最後に

第8世代のCPUは2017年(2023年現在で6年前)に発表されたものだが、最新のOSに対応しており、SSD・グラフィックカードを変更するだけで快適に使用することができる。第8世代のCPUは消費電力が少ないので好感が持てる。グラフィックカード NVIDIA T400 を選択した結果、3D-CADが快適に使えるだけでなく、ハードウェアエンコードに対応しており、30分のTSファイルを4分ほどでエンコードできた。
パーソナルユースならば十分なスペックのものが出来たと考える。


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