Arduino IDE のライブラリ“LiquidCrystal” で液晶ディスプレイに文字表示してみた。
自前のプログラムと、ライブラリを使用したのを比べると、どの程度プログラム容量に差がでるのか。
LiquidCrystal を使用したソースは次のとおりである。LiquidCrystal.h をインクルードすると、使用するピンを宣言するだけで表示に必要な関数が使えるようになる。
#include <Crystal.h> LiquidCrystal lcd(PB1,PB0,PB6,PB7,PB8,PB9); void setup() { } void loop() { lcd.begin(16,2); // 初期化 lcd.setCursor(0,0); // カーソル位置 桁0,行0 lcd.print("Hello!"); // "Hello!"表示 lcd.setCursor(10,0); // カーソル位置 桁10,行0 lcd.print("Liquid"); // "Liquid"表示 lcd.setCursor(0,1); // カーソル位置 桁0,行1 lcd.print("Japan!"); // "Japan!"表示 lcd.setCursor(9,1); // カーソル位置 桁9,行1 lcd.print("Crystal"); // "Crystal"表示 while(1) { } }
コンパイル後の容量は次のとおり。
>最大65536バイトのフラッシュメモリ/スケッチが15480バイト(23%)使用
>最大20480バイトのRAM/グローバル変数が2848バイト(13%)使用
ライブラリ未使用の容量は次のとおり。
>最大65536バイトのフラッシュメモリ/スケッチが15040バイト(22%)使用
>最大20480バイトのRAM/グローバル変数が2824バイト(13%)使用
フラッシュメモリの使用量が440バイト、RAMは24バイトそれぞれ増えた。
コーディングの手間を考慮するとライブラリを使用すべき結論になった。