安価なラジコングライダーを購入した。ネットで調べると、ジャイロで制御され安定性が良く飛ばしやすいとの評判だった。
国内の販売価格の半額程度で購入できたのだが、送信機がモード1ではなく、モード2だった。
モード1とモード2の違いは左右スティックの上下方向の操作が入れ替わることだ。
具体的には次のとおり。
【モード1】
左側上下:エレベーター
左側左右:ラダー
右側上下:スロットル
右側左右:エルロン
【モード2】
左側上下:スロットル
左側左右:ラダー
右側上下:エレベーター
右側左右:エルロン
モード2からモード1への改造は左右の上下方向のスティック操作を入れ替えることになる。
送信機の蓋を開けてみた。
プレステのコントローラと同様の構造である。配線の振り替えで済むと思っていたが、ポテンショが基板に直接ハンダ付けされているので、ちょっとややこしい。
スティックと、左右の上下方向トリムのタクトスイッチを取り外す。
改造は赤矢印のとおりランド間で配線を振り替えればよい。
振り替えるランドに絶縁テープを貼り付ける。このランドに差し込むピンは曲げて、基板から浮かせておく。
基板に差し込まず浮かしたピンに、ジャンパ線をハンダ付けして配線を振り替える。
改造が完了した基板の表面。
基板の裏面。
液晶の表示は変わらないが、スティックとトリムボタンを操作すると、確かにモード1になっていた。
改造に2時間ほどかかったが、購入金額の差額を考えると元はとれている。
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コメント
とても解りやすい説明をありがとうございます。
これなら電子工作ド素人の私でも何とかなりそうです。
早速発注したいと思います。
部品を基板から外すのが難しいです。
加熱しすぎて部品や基板を壊さないよう細心の注意が必要です。
A800のモード変更の説明、ありがとうございました。以下お尋ねします。(トリムの変更はこの際省きます。)
1.この送信機の場合左右を入れ替えると、スロットルとエレベータが上下逆になります。他のU-tubeなどでは、その解決のため(類似の送信機の変更で)ポテンションメーターを裏返しする技が説明されていますが、ohkinさんの場合はどのように解決されましたか。浮かしたピンからの赤と黒の線を交差して裏にパンダ付けしていますが、それが関係していますか。
2.浮かしたピンからモード2であった元の場所への配線は、左右ともに真ん中の白線だけです。赤と黒は元の場所への配線はありませんが、新しいスロットルとエレベーターはそれでよいのですか。
3.ラダーとエルロンは左右逆にはなりませんか。
質問が長くなりました。よろしくお願いします。
ご指摘ありがとうございます。
説明不足だったと思いますので補足します。
先ず、左右の上下方向のスティック操作を入れ替えるだけならば、基板のパターンをカットし、ジャンパ線で配線を振り替えればOKです。しかしながら、スロットルスティックは任意の位置で止まる必要があったので、基板から抜いて左右のスティックを入れ替えることにしました。
次に、スティックを入れ替えると左右の上下方向操作が逆になることが分かったので、ポテンショの信号を反転するために、赤(Vcc)と黒(GND)を振り替えました。当初は白のアナログ値入力ピンを左右で振り替えるだけでよいと思っていたのですが、操作が逆になるので赤と黒を振り替えて対処した次第です。
以上の説明を踏まえて御質問に回答します。
質問1.ご指摘のとおりです。
質問2.白は左右で振り替えています。赤と黒は、そのまま基板に挿入すると操作が反転するので、基板から浮かせ、ジャンパ線でVccとGNDを振り替えています。
質問3.ラダーとエルロン、すなわち左右のスティック操作はスティックを入れ替えて、そのまま基板にハンダ付けしても正常に操作できます。
改造の際は、特にVccとGNDがショートしないよう、テスターで十分確認してください。
文章だけで判断できなければご指摘ください。
早速のご返事、ありがとうございました。
物が到着次第、作業したいと思います。
Ohkin様
大変、貴重な情報をありがとうございます。
欅並木さんの質問2の回答で「基板から浮かせ、ジャンパ線でVccとGNDを振り替えています」との回答でしたが、写真通りではエンコンとエレベーターが逆になるということでしょうか?
また、ⅤCCとGNDとはどの端子を指すのでしょうか?
ご教授願います。
スロットルのスティックはバネが入っていないので、操舵用のように中央にスティックを戻す機構になっていません。
モード1とモード2を入れ替えるため、エレベーターとスロットルのスティックを入れ替えるのがこの改造の目的です。
配線の入れ替えだけでなく、ポテンショの付いたスティックユニットを左右で入れ替える必要があります。
スティックユニットを左右で入れ替え、ボードにそのまま半田付けすると、上下方向の操作が反転してしまいます。
VccとGNDを入れ替えるのは、スティック上下操作を反転させるためです。
改造完了後の写真(10枚目と11枚目の写真)を見て判断頂けるとありがたいです。
◆VccとGNDに関する追記(2019年7月11日)◆
ポテンショの端子は3つあります。中央の端子はマイコンに取り込まれ、A/D変換されスティック操作量として処理されていると思われます。
ポテンショの両端にはVccとGNDが接続され、中央の端子で分圧された電圧を取り込んでいるはずです。
例えば、スロットルスティックを上に上げたとき操作量が逆になっているならば、ポテンショの両端の極性を逆にすれば対応できます。
僕はスティックユニットを抜いて、左右で差し替えるだけで済むだろうと作業を完了し、動作確認すると操作が逆になっていることに気づきました。
そこで、再度スティックユニットを基板から抜いて、エレベーターとスロットルのポテンショの配線をやり直した次第です。
VccとGNDの振り替えを基板で行うなら、パターンをカットして、ジャンパー線で配線しなければなりません。
僕はこの作業が面倒だったので基板の加工を行わず、ポテンショの配線をわざと浮かして、ジャンパー線で配線しました。
実際にポテンショユニットを基板から外して、単純に左右を入れ替えてみれば長々と説明した現象を理解して頂けると思います。
自分でもやれるのかと試してみました。
説明のように裏蓋を外してばらばらにしてみました。
しかしスティックの基盤からの取り外し以降が難しいと判断してやめました。
A1200の送信機はモード1なので、これにA800をマッチングさせて飛ばそうと思います。
記事を御覧頂き、ありがとうございます。
コメントのとおり、部品を基板から外す作業が難しいです。
この記事をアップした時には、バネ式のハンダ吸い取り器を使っていましが、
基板の改造には簡単にハンダを吸引できるものが必要だと痛感しました。
その後、Aliexpressで中国製の電動式ハンダ吸い取り器を購入しました。
Amazonでも下記のようなものが販売されています。電動式のハンダ吸い取り器を
使用すると、ハンダ付けされた部品を簡単に外すことができます。
https://amzn.to/2Oi1NAG
基板の改造で失敗するのは、いつもハンダ付けされた部品を外す作業です。
下手をすると基板のパターンが剥がれてしまうことがあります。
分かりやすい説明を有難うございます。
写真でははっきり見えませんが、トリムの配線を振り替えるピンもスティックのピンと同じ様に曲げて基板から浮かせておくと理解して宜しいでしょうか。
返信が遅くなって申し訳ありません。
kinoさんのコメントのとおりです。
分かりにくいかもしれませんが、絶縁テープ(黄色)の貼り付けているランドのピンを曲げて基板から浮かせています。
配線は裏側のランドから振り替えるスイッチの曲げたピンに接続します。
スカイキング 959S 購入したら、モートー2でした。長年モード1でしたので、大変難しいです。ステイックを入れ替えるだけでも、モード1になりますか。宜しくお願い致します。
スティックを入れ替えてもモード1にはなりません。配線を振り替える必要があります。
スティックを入れ替える目的は、スロットルのスティックを任意の位置で止めることです。モード2では左のスティックの上下が任意の位置で止まるようになっています。このスティックを右側に移動させることが目的です。スティックを入れ替えても右のスティックが任意の位置で止まるだけで、コントロールはモード2のままです。配線も振り替える必要があります。
A800のモード変更を、記事を教科書にして挑戦しました。左右のスティック交換は成功しましたが、トリムスイッチの取り外しに難航し、諦めました。特に、トリムボタンの端子4本のうち、1本の半田面積がとても小さく、半田が外せませんでした。何か、テクニックがあれば教えてください。スロットルとエレベータのトリムが左右逆になりますが、そのまま使用するつもりです。
私の情報が元で煩わせて申し訳ありません。
半田を確実に外すにはハンダ吸い取り器が必要です。
バネ式 の簡易なものから、電動ポンプ式 の高機能なものまであります。
電子工作を始めた頃はバネ式を使っていましたが、現在は電動ポンプ式を使用しております。特にスルーホールの基板や面積の広いランドになると、電動ポンプ式でないと確実にハンダを除去するのは困難だと思います。