ISDTのリポバッテリー充電器は小型ながら150Wの出力があり、現地での充電に重宝している。過日、充電しようとすると「バッテリー接続異常!」と表示されて充電出来ない。ヒューズチップをポリスイッチに置換することで、使えるようになった。
この異常表示は出力側のチップヒューズの不具合で発生する現象のようだ。
分解して問題のチップヒューズの抵抗を測定してみると、規定(数百Ω)以上の抵抗値だった。
チップフューズの両端を銅線でショートさせて充電してみると、通常通りの動きをしているようだった。同じチップヒューズに交換すると、同様の現象が発生することになるので、ポリスイッチで置き換えることにした。
ポリスイッチは過電流で抵抗値が大きくなり電流を抑制するので、チップヒューズのように切れてしまうことはなく修理が不要になるはずだ。ポリスイッチはAmazonから購入した。5個入りで500円、送料無料だった。
チップヒューズを外してポリスイッチを取り付けた。本付けする前に、軽くハンダで仮付けして仮組みしてみたほうが良い。部品の干渉が無いことを確認してからハンダの本付けを行う。
再組み立て後、4.4アンペアで3セルのリポバッテリーを充電し、異常のないことを確認した。