OM10マニュアルアダプタの抵抗値


OM10用マニュアルアダプタ

OLYMPUSのOM10はフィルム面の反射光を測光しシャッター速度を調整する仕組みのカメラである。同社のOM-2を自動露出モードだけにしたような仕様である。OM-2はマニュアル露出モードを持ちシャッター速度を自由に変更出来るが、OM10は単体でその機能を持っていない。別売りの「マニュアルアダプタ」によってマニュアル露出モードを使うことができる。

マニュアルアダプタの仕組みは簡単なものである。抵抗値を段階的に変化させるだけのものだ。シャッター速度が刻まれたダイヤルを回すと直径2.5mmのピンプラグ両極間の抵抗値が変化するようになっている。
シャッター速度と抵抗値の組み合わせは下記のとおりである。
<理論値>
1/1000s・・・8kΩ
1/500s・・・16kΩ
1/250s・・・32kΩ
1/125s・・・64kΩ
1/60s・・・128kΩ
1/30s・・・256kΩ
1/15s・・・512kΩ
1/8s・・・1,024kΩ
1/4s・・・2,048kΩ
1/2s・・・4,096kΩ
1/1s・・・8,192kΩ
実際には、上記のような抵抗は市販されていないので、近い値を採れば良いはずである。

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